待ち合わせの時間つぶしだけじゃもったいない!上手な本屋のまわり方とは
待ち合わせに少し早く着いた時、とりあえず本屋で時間をつぶそうと考える人は多いですよね。
でも店内をざっとまわったけどあっという間に終わってしまい、雑誌コーナーで適当な雑誌をパラパラ見ながら過ごす、という人もきっと多いのではないでしょうか。
今回は、そんなちょっとした時間つぶしの間でも素敵な一冊と出会える本屋のまわり方をお教えしたいと思います。
本屋は売り場をまわる順序が重要
普段本屋をあまり利用しない人にとって、本屋は意外と時間がつぶせそうでつぶせない場所。
ですがポイントを押さえてまわると、待ち合わせの時間つぶしでは足りないくらい見どころが満載な場所です。
まずは新刊コーナーをチェック
本屋に入ったら、まずはまっすぐ新刊コーナーに向かいます。
新刊コーナーは大体入口正面やレジ前等、店内で最も目立つ場所にあるのですぐ見つけられるはずです。
新刊コーナーでは今のトレンドや話題の書籍を知ることができます。
とはいえ、ただなんとなく眺めているだけでは何も分からないまま終わってしまいますので、見る順序を押さえましょう。
面陳されている書籍をチェック
面陳とは、書棚に書籍の表紙が見えるように並べて陳列しているものを言います。
ここには本屋のイチオシ書籍や話題の書籍等が並びます。
有名な作家やドラマ化されたシリーズものの最新刊が並んでいたりするので、気になる作品が見つかるかもしれません。
平積みの書籍をチェック
平積みとは、書棚の手前にある平台に表紙が見える形で積んでいるものを言います。
ここにも面陳と同じくらい本屋がオススメしたい書籍が並びます。
次に文庫本コーナーをチェック
新刊コーナーで気になる書籍を見つけたら、文庫本コーナーで既刊本を見てみましょう。
同作家の作品や、シリーズ化されている書籍の過去作品をチェックします。
気になる書籍がなかったとしても、文庫本コーナーにも面陳・平積み書籍があるため、時間があれば確認してみてください。
新刊コーナーは入れ替わりが早いので、文庫本コーナーで気になる一冊に出会える可能性が十分にあります。
各コーナーで書籍を見るポイントは3つ
面の数に注目
同じ書籍が複数冊並んでいたら、それはかなり注目な書籍と言えます。
というのも、面陳や平積みできる数には限りがあります。
本屋にとって少しでも多くの書籍を紹介したい中で、他の書籍を差し置いてまで複数冊並べているということは、その書籍は本屋にとってオススメする価値がある一冊(=売れる一冊)であり、世間の注目度が高い作品である場合が多いです。
POPのついている書籍をチェック
POPとは、書籍についての説明やオススメ理由が書かれた広告ツールです。
特に手書きのPOPは本屋員が作成しており、本屋員のオススメ書籍につけられています。
書籍のタイトル・帯をチェック
素敵な一冊に出会うにはフィーリングも重要です。
書籍のタイトルや帯を見て気になったものがあれば、手にとって目次や冒頭部分を少し読んでみてください。
本屋はポイントを押さえてまわるとあっという間に時間が過ぎてしまう場所です。
きっとあなたの関心を引く素敵な一冊に出会えますので、色んな作品を手に取ってみてください。